プロフィール |
Author: 澤野大地(AIR大地)
NISHI 所属。 棒高跳選手。 2003年パリ世界陸上 2004年アテネオリンピック 2005年ヘルシンキ世界陸上 2006年ワールドアスレティックファイナル出場 現5m83日本記録保持者。
|
|
|
Palio Città della Quercia in Rovereto |
優勝しましたーーーー!!!!!
5m70で☆
やっと跳べた☆やっと飛べました♪
しかも、楽しかった。楽しめた♪
実は今日、アップの時点で周りを見たら勝てるなこれ、って思ったんです。しかも条件がまた悪かった。向かい風に寒いのと助走路は古くて硬くて。
面子はアメリカの6m00ジャンパー、ブラッド・ウォーカーや、アテネ金メダリスト、世界室内金メダリスト、他にも6m00ジャンパーが何人かいました。
そんな中、自分を信じて、絶対跳べると信じて・・・
結果、5m70を一発で跳び優勝決定。
次に日本記録となる、5m84に上げました。跳べる自信がありました。でも、ちょっとのアップライト(バーの位置)のずれで失敗。
でも、確実に跳べる感触はつかみました☆
ベルリンゴールデンリーグで記録は狙いたいと思います。
ホントに良かったです。諦めないで。これでファイナルへまた一歩近づきました。
皆さんのコメントに励まされ、元気をもらい、勇気付けられ、ここまで来ました☆ありがとうございます♪
ファイナルに向け突っ走ります!!!!
スポンサーサイト
| TOP |
Rovereto |
着きました。イタリアのロベレートって街に。昨日の夜中の3時に。
昨日、アムステルダムからローマ経由でVeronaってとこまで飛ぶ予定が、またもトラブル。チェックインカウンターでチケットを発券、バゲージにタグまで貼ってから、やっぱりポールを載せられませんって。
ちゃんと予約を取るときにポールがありますって連絡してるはずなのに・・・
結局、その飛行機には乗れず、他の飛行機を交渉・・・交渉・・・交渉・・・その結果、VeronaではなくMilanに飛んで、そこからバスでRoveretoまで向かうことになりました。ここまでで、5時間半待ち。
無事Milanにポールと共に着いて、大会関係者の迎えをピッツァを食べながら待ちました。・・・2時間。そして他のアスリートの到着を更に一時間ほど待ち、バスは出発。
Roveretoの街までMilanから車で2時間半。
結局ホテルに着いたら夜中の3時になっていました。
今回の遠征も毎回ポールでトラブルに巻き込まれています。でも、しょうがない。ポールがないと跳べないし、ポールがないと大空を舞えない。
これは宿命なんです。Pole Vaulterとしての。みんなこうしてトラブルに巻き込まれながら試合をこなしてる。いい経験です。これもグランプリファイナルに出るため!!頑張んなきゃ☆
試合は明日の夜。どうやらイタリアは天気がずっといいようなので、久しぶりに晴れの中での試合になりそうです♪
つい先ほどエージェントから連絡が入り、日曜日のベルリンゴールデンリーグへの出場が決定いたしました!!これでファイナルへ向けてのチャンスが広がりました。後は高く跳ぶだけ☆
とりあえず明日、頑張ります☆
| TOP |
急遽 |
次の試合ですが、水曜日にイタリアのロベレートでの試合に出ることになりました。
前にも書きましたが、このヨーロッパ遠征は経験を積むためなのはもちろんのこと、ワールドアスレティックファイナル(グランプリファイナル)への出場権を得るためでもあるんです。
で、その出場権というのがいろんなところで行われている試合で稼いだポイントの上位8名だけが獲得できるというもの。
その順位表がこれ。
現在8位なんです。Daichi Sawano。
だからちょっとでもポイントがほしい。金曜日に予定しているパドワの試合はポイントがつきません。でも、このロベレートはポイントがつきます。
というわけで、なんとしてでもファイナルへの道を広げるために、出場することにしました。
この試合、僕のエージェントであるキャロラインが取ってきてくれました。
僕にとって大きなチャンスです。絶対にポイント取って来ます!!
| TOP |
Pole Vault Challenge in Den Haag |
なかなか結果として現れません。
記録は5m42で6位。
昨日もまた雨の中の試合でとても寒かったので、普通よりスタートの高さを低く設定して跳び始めました。
で、5m42は一本目で気持ちよくクリアしました。このときに、かなりの手ごたえを感じていました。なぜなら、前回のMalmoでできた「思い切った跳躍」というのが更によくなった感じで、今日は跳べる!!ってワクワクしながらの試合。選手のみんなも条件を考えて5m32か42からのスタート。
ちなみに面子は、ドイツ勢がファビアン・シュルツ。彼は今年5m80オーバーを数回クリアしています。6m00ジャンパーのダニー・エッカーとリチャード・スピルバーグ。イスラエルの世界陸上銅メダリスト、アレクサンダー・アベルブフ。アメリカの6m00ジャンパー、ジェフ・ハートヴィグとオランダの選手が3人でした。なかなかいいメンバー☆
そして次の5m52になると一本目で、ポールが柔らかくなってしまって流れて失敗。ポールを硬くして挑んだ2、3本目。2回とも30cm以上体は浮いているのに、最後の最後で胸をかすって落としてしまいました。
ドイツのコーチにも「何が悪かったと思う?」って聞いたら、「何も悪くないよ。今日の跳躍は良かった。ただ運が悪かったんだよ。」って・・・
結局残った記録は5m42。最低です。しかし、跳躍の感触としてはかなりいいと思います。足もまたつらなかったし♪Malmoと同じように思い切った跳躍、できてます。ちゃんと体はかなり浮いているんで、この前と同じことになりますが、あとちょっとの何か、あとちょっとのところをうまく詰めることができれば、バーをちゃんと越えられると思います。
ホント楽しい試合ができてます。もっと跳びたい。そんな気持ちを、また次にぶつけたいと思います。
次は9月1日、イタリアのパドワです。ここは去年も行って、とてもいい街だったので楽しみです☆
| TOP |
一年前。 |
ついに大阪世界陸上開幕まであと一年を切りました!!今日は2006年8月25日。 そしてちょうど一年後の2007年8月25日に大阪世界陸上が開幕します!!
さて実は1991年に国立で行われた東京世界陸上の記憶が残念ながら僕にはありません。せっかく日本でやった世界陸上なのに、記憶にないことが悔しいです。なんでだろ。思い返しても、思い返しても、記憶はありません。
その東京世界陸上。カール・ルイスの100m世界新記録を皮切りに連日満席だったと聞いています。あの国立競技場が満員になったんですよ?もちろん僕も国立で試合をしたことはありますが、あそこが満員になる。そんな中で跳べたらどれだけ気持ちいいだろう、どれだけ興奮するだろう、考えただけでもワクワクします。
そう。来年の大阪世界陸上も、会場となる大阪長居競技場を満員にしたいんです。してもらいたい。そしてその中で跳びたい。
2003年パリ世界陸上、2004年アテネオリンピック、2005年ヘルシンキ世界陸上と出場してきて、あの大歓声の中で跳べるってとんでもなく興奮するんです。競技場に入ったとたんに聞こえる大歓声。こう、なにか体の中から震えてくるような、地響きにも感じる大歓声にワクワク感とドキドキ感。あの場でしか味わえない幸福感。
この感覚を一年後、大阪でまた味わいたいんです。その中で跳びたいんです。
でも、この感覚は選手だけじゃないと思います。その会場で一緒にいて、観て、一緒に戦った観客の皆さんも、確実に感動を得ることができると思います。それが陸上競技なんです。生で観る世界最高峰の試合。滅多にあることではありません。だから是非観に来てもらいたい。肌で感じて欲しい。そして選手に声援を送っていただきたい。魅せますよ。
そしてその歓声は僕ら選手に大きな大きな力を与えてくれます。目には見えないとても大きな力。
また来年の大阪世界陸上が今後の陸上界の人気、広く言えば陸上界のレベルアップに関わってくると思ってます。来年の大阪が東京のときのように連日満員で、世間一般的に陸上が観ても楽しめるものということになれば、これから先陸上を観る人が増えるでしょうし、陸上をかっこいいと思って、やりたいと思ってくれる子供達が増えると思います。裾野が広がれば頂上は高くなるはず。
大阪を満員にするためには、日本人の活躍ももちろん必要でしょう。今日本には世界のトップで戦える選手がたくさんいます。僕ら選手は選手としてしっかりと結果を残すために今、必死で頑張っています。たくさんの人に魅せるために。それは僕が今ここヨーロッパにいることもそうですし、ココで戦っていること自体が大阪につながっているんです。
今まで積んできた経験、そして今経験していること、全ては大阪で誰よりも高く飛びたいからです。今シーズンが終わったときに、はっきりと自信を持って大阪でメダルをと言えるようになっていたい。そのために今は必死で頑張んなきゃいけない。森ちゃんの分も頑張んなきゃ。
「誰よりも高い大阪の空を舞いたい。」
全ては大阪のために。
大阪世界陸上開幕まで、あと365日。
オランダ・デンハークにて。
| TOP |
Den Haag |
昨日、またポールでトラブル発生しました。
コペンハーゲン空港行って、チェックインカウンター行ったら、ポールは載せられませんって拒否られたんです。
何度も交渉しましたが無理なものは無理って・・・
で、空港内のいろんな航空会社のオフィスをポール担いでまわり、やっとの思いで載せてくれる飛行機を見つけ、その場でチケットを購入し、ここオランダまで来ました。
さて、実は試合は日曜ではなく土曜でした。エージェントが勘違いしていたみたいです。
しかもその試合、また街角棒高跳です☆とっても楽しみ♪
| TOP |
MAI-GALAN in Malmo |
5m53で2位でした。
優勝は5m63でヘルメットのトビー・スティーブンソン。オーストラリアの6mジャンパー、ポール・バージェスと僕が5m53で2位タイでした。
今日、午前中はめっちゃいい天気だったのに、午後になって雲行きが怪しくなり始め、試合前には大雨でした。
試合中もスコールのような大雨が度々降り、そのたびに中断。気温も低いし、とてもやりづらい試合ではありました。
しかし、僕的には収穫がいくつか。
まずは足をつらなかったこと。これには今までとは別の対策を取ってみました。これが良かったのかは今分かることではありません。ただいい方向に傾いた、のは確かです。
そしてやっとまともな跳躍になったこと。思い切った跳躍ができたことです。
実はチューリッヒの試合、跳躍としては最悪でした。へたくそというか、何でしょう・・・綺麗じゃなかった。
ところが今日、風は悪かったんですが、自分なりに思い切った跳躍、動きができました。この後の試合に続くいい動きになったと思います。
次の高さも全て体は浮いてるんですが、抜け切れなかった。あとちょっとの修正でよくなるでしょう。
明日、Amsterdamに移動して日曜日オランダで試合です。
| TOP |
みんなのコメント。 |
いつもたくさんのコメントありがとうございます。
ちょっと返せてないのが非常に申し訳ないんですが、全てちゃんと読んでますよ。
このブログ始めて、ホントいろんなところのいろんな人が見てくれて、澤野大地って一人の棒高跳選手が、跳ぶのを見守っててくれてるんだな~って思いました。
前に何かの取材等で言ったかも知れませんが、選手ってピットやスタートラインに立ったら一人なんです。もちろん逃げ場はない。逃げることはできない。どんなにきつくたって怖くたって、逃げ出したらただの敗者。
そこでいかに強い精神力を持って、(これは棒高跳の場合ですが。)目の前にあるバーに向かって立ち向かえるか。
でも、実は一人じゃないんですよね。
僕が世界のどこにいようが、世界のどこかでこのブログを見てくれてる人、澤野大地を応援してくれてる人がたくさんいて、その人たちがちゃんと見守ってくれてる。
心が折れそうになったとき、コメントを読んで元気をもらいます。いろんな人が支えてくれてる。
そう。この「6m00への道。」は僕だけのものではなくて、これを見てくれてるみんながいてくれるからこその「道」でもあるんです。
人間は一人じゃ生きていけない。もちろん跳ぶこともできない。たくさんの人に支えられているからこそ、僕は思い切っていろんなことに挑戦できる。
それに対して僕はちゃんと「ありがとう。」と伝えたい。
その方法の一つが高く跳ぶことだと思っています。
試合は明日。頑張ります。
| TOP |
コペンハーゲン空港 |
次の試合地、スウェーデンに着きました。試合はMalmoってとこなんですが、そこはコペンハーゲン空港から橋を渡ってすぐにあり、車で約15分くらいだそうです。しかしコペンハーゲン空港についてからすでに2時間が経とうとしています。何故か?実は今、たくさんのトラブルに巻き込まれてるんです。
まず1つ目はチューリッヒ空港から始まりました。
ここのMalmoの試合にはオーストラリアのポール・バージェスも出場予定で、チューリッヒから一緒の便で来る予定でした。しかし、今日の昼過ぎ空港に着いたら、僕のポールだけ届いていて、ポールのポール(ダジャレじゃないよ・・・)は届いていませんでした。結局、彼はポールがないのでコペンハーゲンに飛ぶことができず、彼はもう一泊チューリッヒに。僕だけポール(棒の方)と一緒にコペンハーゲンに飛ぶことになりました。
そして着いたコペンハーゲン空港。床はウッドでできていて、とても綺麗な空港です。僕自身、初めてのスウェーデンでちょっとドキドキしてました。スウェーデンといえば、跳躍王国なんです。男子三段跳オリンピック金メダリストのオルソン、女子走高跳世界選手権金メダリストのベリークイスト、男子棒高跳世界選手権銅メダリストのクリスチャンソンと世界室内選手権銅メダリストのアルハジ。他の種目でも強い選手が多いんです。有名なのは女子七種競技のクリュフト。彼女は棒高跳のクリスチャンソンの婚約者でもあります。
さて、話はそれましたが、空港について2つ目のトラブル。ポールが届きませんでした。スーツケースは届いたんですが、ポールが・・・でも大丈夫。いつものことなので、カウンター行って問い合わせたところ、まだチューリッヒに残ってたみたいです。で、明日の便で届くと。そして手続きをしていると、なにやらすごい煙とモノの焼けたにおいが・・・
そう。これが3つ目のトラブル、なんとコペンハーゲン空港が火事に見舞われました。びっくりです。バーガーキングから火が出たみたいです。手続きが完了しないまま、外へ避難しなければならず、外へ出てから2時間待っている・・・そんな状況でした。
幸いこの後すぐに、手続きというか連絡先等を空港の係りの人に伝え、ホテルへ向かうことができ、無事チェックインしました。トラブルっていってもなんかもう大丈夫になってきました。ある程度はなんとか対処できるようになってきたみたいです。ポールは明日届くことを祈ります。
試合は22日火曜日です。
| TOP |
Weltklasse Zurich |
結果から言うと、5m50で10位でした。
また足をつりました。5m65のときに。
食事、水分、サプリメント・・・いろいろやってきてるのに、やっぱり僕の足は言うことを聞いてくれません。
世界のトップ選手に混じって、ってか全く同じ試合に、同じ行動を取りながらヨーロッパ中を転戦できてることを僕は単純に幸せだと感じ、またこれが今の自分の生きてる世界だって自分で自分に思わせています。
そして彼らと対等に戦うためにいっぱい練習して、僕なりの戦い方、僕の跳び方でちゃんと対等に戦えるって自信も持ってます。
彼らに対して引いた気持ちを持たないように、気軽に話しかけたりもしてます。What's up?って。そのおかげで、かなり世界中に知り合い、友達は増えました。
特にポール選手達とはみんないい仲間です。
これらはすべて自分が高く跳ぶため。メダルとか6m00とかそーゆー事のためなんです。
でも、足をつったりしてたら戦えない。
今年はなんにでも挑戦する年と決めています。それが成功しようが失敗に終わろうが、ビッグゲームのない年だからこそできることをたくさんやろうと思ってやっています。来年の大阪や再来年の北京で失敗ってできないですから。大阪、北京のための2006年。
今だからいろいろと試行錯誤しながら、対策をゆっくりと練ることができる。
今年はファイナル出場をかかげて、それに向けて精一杯頑張ってきてる。まだ出場の可能性は十分にあるし、ここで諦めたら何も残んない。諦めないで突っ走るしかない!!!!!・・・今の気持ちです。
絶対に負けない。負けたくない。勝つ。跳べる。そんな気持ちを、「確固たる自信」を、来年以降に向けられるように残りの試合頑張りたいと思います。
| TOP |
着いた・・・ |
やっとスイスのチューリッヒに着きました☆
荷物もポールも無事に到着しました。
こちらは非常に涼しいです。たぶん20度は切ってると思います。体調だけは崩さないように気をつけますね。
日本からフランクフルト経由でチューリッヒだったんですが、フランクフルトまでは満席でした。
さすが夏休みですね☆
ツアーと思われる人たちがたくさんでした。
しかしヨーロッパまでのフライト時間は長い・・・11時間ですよ。11時間・・・寝て起きても半分くらいしか経ってなかったり。
たくさんのコメントありがとうございます♪この試合決まったのが急という話ですが、詳しく言うと、この試合に出たいと連絡はしていたんですが返事がなかなか返ってこずに、一昨日にやっと決まった、てな感じです。ギリギリまで待たされてたんです。よくあることです。
試合は明後日です☆いっぱい食べて、いっぱい寝て、調整したいと思います☆
| TOP |
ヨーロッパへ。 |
一昨日の夕方6時にオランダのエージェントから電話がかかってきて、今週金曜日にスイスのチューリッヒで行われるゴールデンリーグへの出場が決まりました。
大会主催者側からの返答がなく、ギリギリの出場決定となってしまいました。
もちろんこのゴールデンリーグに出るための準備はしてきたので大丈夫です。
というわけであわただしいですが、これからチューリッヒ行ってきます☆
今年の目標でもあるファイナル出場に向け、ポイント稼いできます!!応援よろしくお願いします☆
8月18日 ゴールデンリーグ(Zurich/SUI)
| TOP |
第2次ヨーロッパ転戦総括 |
なんかいろいろあって、ゆっくり考えたりする時間なかったんですが(言い訳かな・・・)、ようやく気持ち的にも余裕できてきたんで、次のヨーロッパ遠征に飛ぶ前に前回の反省、総括します。
今回の試合結果は、
5m62、5m63、記録なし、記録なし。
こうやって書くととても情けない結果です。悲しくなりますね。
ただ今回の遠征は結果じゃないところでの経験が、自分自身の経験値がすっごく上がったきがします。
先にも書いたようにホームステイや移動のハプニング等々、日本にいたら絶対に経験できない経験をしてくることができました。
自分の経験値を上げる。
これは、例えばメダルとか6m00とか目指している上で、必要不可欠要素として僕は認識しています。
様々な経験をしていくことにより、選手としての余裕というか幅が広がるというか、ここぞってときにピットに立った自分の心の中を自分自身でコントロールできるようになると思うんです。
ってゆーか、絶対にそうだって僕は認識しています。
またもう一つ、今年の目標の一つでもあるワールドアスレティックファイナル(グランプリファイナル)に出場するために、ヨーロッパでの試合をたくさんこなしています。
ワールドアスレティックファイナルとは、年間を通して行われるIAAF(国際陸連)主催の試合(IAAF Athletics Tour)で獲得していくポイントがあり、そのポイント獲得者各種目上位8名だけが出場できるとっても出場すること自体が難しい試合なのです。
一昨年、為末大選手がトラック種目では日本人として初めて、室伏広治選手も何年か前に出場しています。
もし出場となれば日本人跳躍選手としては初めてになります。
去年から出たくて狙っている試合です。
選手としての幅を広げ、奥を深め、視野を広げていくためのたった一人のヨーロッパ転戦。
すべては来年の大阪世界陸上、2008年北京オリンピックのために。
そんなこと考えてウェイトガンガン追い込んどきました☆

| TOP |
森千夏さん |
女子砲丸投日本記録保持者で、2003パリ世界陸上、2004アテネオリンピック日本代表の森千夏さんが、今朝ご逝去されました。
森ちゃん。僕と同い年でした。
同じ代だからこそみんなで刺激しあって、その中でも森ちゃんは日本記録をどんどん更新し続けていて、とても強い心を持った選手でした。
森ちゃんが病気だと聞き、選手が一つになって募金活動や情報提供を求める運動をし、たくさんの方にご協力を得ることができました。
選手から同じオリンピック選手として何か力になってあげたいと思って、微力ながら呼びかけてきました。
もちろん森ちゃんの回復も祈って。
よく食べて、よく笑ってた、森ちゃん。
あの笑顔はいつも僕達に元気をくれました。高々に笑う笑い声も。
今でも病気にかかっていたことすら信じられません。
僕らは今後、森ちゃんのためにも全力で戦っていこうと思います。森ちゃんの分も、同じ年代の仲間として。
ご冥福をお祈りいたします。
| TOP |
インターハイ☆ |
行ってきました!!インターハイ☆
実は大学生の頃は母校のお手伝いとして毎年行ってたんですが、社会人になってからは毎年この時期は世界選手権オリンピックがあり、行くチャンスがなかったんです。
NISHIの社員として、インターハイという仕事も体験したかったのと、実際にこの目で高校生の頑張っている姿、本気で戦っている姿を見たいと思い、大阪まで行ってきました。
もちろん目当ては棒高跳♪
すっごい暑かったんですが、そんな中本気で戦っている選手達。それをみていたらたくさん元気をもらうことができました☆
今年は2年生の活躍が目立ちました。1位2位は2年生。この先が楽しみです。
あの場で戦っていた選手達が、いずれ世界選手権オリンピックで戦える選手に育ってくれることを、心から期待しています。
僕も頑張らなきゃ!!!!

この写真は、来年の大阪世界陸上のPRで来ていたマスコットのトラッフィー君です。かっこよかったですよ☆
| TOP |
初解説☆ |
昨日、TBSにて解説のお仕事をしてきました。
自分の跳躍を自分でするってモノだったんですが、正直難しかったです・・・
伝えたいことってたくさんあったのに、そのうちの少ししかしゃべることができなかった気がします。
でも、すっごく楽しかったです♪
しかもその放送は今日なんです!!今夜?深夜。
世界陸上2007大阪上陸 ~IAAFゴールデンリーグ~ 8月1日(火) 深夜 1時59分~3時36分
是非、見てみてください☆
林アナウンサー、ありがとうございました。
| TOP |
|
|